杉並区の防災マップの入手方法と見方|避難所・浸水リスクの確認手順
杉並区の防災マップとハザードマップの違い、ウェブ版のダウンロード先と紙版の入手先、避難所や浸水リスクを住所ごとに確認する手順を、ステップ形式で整理しました。区公式と国の公表情報の確認先もまとめています。
2026/7/27 / PoliLog 編集部
杉並区で防災マップを探している方に向けて、入手先と見方の手順をまとめます。紙の冊子とウェブ版、区がつくる地図と国がまとめる地図では、載っている情報が異なります。お住まいの住所でどこを見ればよいのかを、順を追って確認できるように整理しました。
この記事でわかること
- 防災マップとハザードマップの違い
- ウェブ版のダウンロード先と紙版の入手先
- 避難所と避難経路を確認するステップ
- 浸水と土砂災害のリスクを調べる手順
- 区の対応状況を自分で調べる方法
制度の概要: 防災マップとハザードマップの違い
二つの地図は目的が違います。防災マップは「行く先」を示す地図、ハザードマップは「危ないところ」を示す地図です。
防災マップには、避難する施設の場所、給水拠点、消火器や消火栓の位置などが載ります。ふだんの備えと、避難するときの行き先を確認するための地図です。
ハザードマップには、川があふれたときに水が来ると想定される範囲や、土砂災害の警戒区域などが載ります。国や東京都が行った想定をもとに、区が地図に落とし込んで公表しています。
用語をひとつだけ整理します。指定緊急避難場所とは、危険からいったん逃げ込む場所のことです。指定避難所とは、自宅に戻れない方がしばらく生活する場所を指します。同じ施設が両方を兼ねる場合もあれば、別々の場合もあります。杉並区公式サイトの表記では、避難生活を送る施設を「震災救援所」と呼んでいます。名称が地図によって違うため、凡例をあわせて見ておくと迷いにくくなります。
地図の根拠となる想定は、法律にもとづいて国や都が見直します。見直しがあると、区の地図も改定されます。手元にある紙版が古い版のままになっていないか、時々確認しておくと安心です。最新の版は 杉並区公式サイト で公表されています。
数値で見る現状: 公表されている指標と確認先
この節の結論は「数値は必ず公式の最新版で確認する」です。本記事の内容は公開時点 (2026-07-27) の杉並区公式および国の公表情報に基づきます。他自治体・他期間との単純比較はできません。
防災の分野で公表されている主な指標は、次のようなものです。
- 浸水が想定される深さの区分 (ハザードマップの色分け)
- 想定される揺れの大きさの区分
- 避難する施設の一覧と所在地
- 土砂災害警戒区域の指定範囲
これらの値は改定のたびに変わります。そのため本記事では具体的な数値の転載は行わず、確認先のみをご案内します。数値そのものは、杉並区公式サイト と、国がまとめる ハザードマップポータルサイト でご確認ください。
ステップで確認する: 防災マップの入手とダウンロード
ウェブ版は無料でダウンロードできます。順番は次のとおりです。
ステップ 1: 杉並区公式サイトを開き、防災・災害の分野のページに進みます。
ステップ 2: 防災マップ、またはハザードマップの一覧を開きます。区内は地域ごとに分かれている場合があります。お住まいの地域の版を選んでください。
ステップ 3: PDF をダウンロードして、端末に保存します。停電や通信障害のときに備えて、オンラインでなくても開ける形で保存しておく方法があります。
ステップ 4: 紙版が必要な方は、区役所の窓口や地域の区民センターなどで配布・閲覧の取り扱いを確認します。配布場所と在庫は時期によって変わるため、事前の確認をおすすめします。
ステップ 5: 国の ハザードマップポータルサイト で、住所を入れて重ねて確認します。区の地図と見比べると、範囲の広がり方がつかみやすくなります。
ステップ 6: 家族や同居の方と、地図を見ながら行き先を決めておきます。保存したファイルの場所も共有しておくと、いざというときに探さずに済みます。
避難所と避難経路の確認手順
確認したいのは「どこへ」と「どう行くか」の二点です。
まず、地図で自宅にいちばん近い施設を探します。次に、その施設が危険から逃げ込む場所なのか、避難生活を送る場所なのかを凡例で確かめます。用途が違えば、持っていくものも変わります。
次に、経路を見ます。地図の上では近くても、川や線路をまたぐ場合は遠回りになることがあります。夜間や雨の日を想定して、明るい道と広い道を選んでおく方法があります。
実際に歩いて確かめておくと、地図では気づかない段差や工事箇所が見えてきます。急な坂やアンダーパスなど、水がたまりやすい場所も確認しておけます。
在宅避難という選択もあります。建物に被害がなく、水や食料の備えがある場合は、自宅にとどまる判断もありえます。国の考え方は 内閣府 防災情報のページ にまとめられています。
浸水と土砂災害のリスクを見る手順
杉並区内には、善福寺川、妙正寺川、神田川などが流れています。ハザードマップでは、これらの川があふれたときの想定範囲が色で示されます。
水害には二つの種類があります。川からあふれる外水氾濫と、雨水が下水道の処理量を超えて道路や敷地にあふれる内水氾濫です。地図が別々に用意されている場合があるため、両方を開いて見比べてください。
東京都の想定は 東京都建設局 で公表されています。区の地図は、この想定をもとにつくられています。もとの資料まで見ておくと、色分けの意味が理解しやすくなります。
土砂災害については、急な斜面の近くが警戒区域に指定されている場合があります。指定の有無は住所単位で異なります。地図の凡例と、区公式サイトの説明をあわせてご確認ください。
火災への備えも同じ地図で確認できます。消防に関する全国的な情報は 総務省消防庁 が公表しています。
自治体・議会の動きの調べ方
地図の改定や防災施設の整備は、区の予算や計画の中で扱われます。その審議の場が区議会です。定例会とは、年に数回ひらかれる区議会の定例の会議を指します。
審議の内容は、区議会のページから会議録として確認できます。手順は次のとおりです。
- 杉並区議会のページを開く
- 会議録の検索機能で「防災」「ハザードマップ」などの語を入力する
- 該当する会議の日付と会議名から本文を開く
会議録には、質問と答弁がそのまま記録されています。要約や解説ではなく、原文にあたることで、どの範囲まで決まっているのかを確認できます。区議会の入口は 杉並区議会 です。
本記事では、特定の議員や会派の評価、発言量の比較は行いません。事実として何が記録されているかは、上記の会議録でご確認いただけます。
住民にとっての論点
防災マップをめぐっては、立場によって重く見る点が異なります。ここでは並列に整理します。
論点 X: 更新のタイミング。想定の見直しがあると地図も変わります。手元の紙版とウェブ版の内容がずれる期間が生まれます。どちらを基準にするかを決めておく必要があります。
論点 Y: 在宅避難と施設への避難の選び方。建物の状況や家族構成によって、適した選択は変わります。事前にどちらを基本にするかを話し合っておく考え方があります。
論点 Z: 情報が届きにくい方への周知。高齢の方、日本語以外を使う方、視覚に配慮が必要な方へ、地図の内容をどう伝えるかという課題があります。多言語版やルビ付き版の有無は、区公式サイトで確認できます。
論点 W: 地域ごとの差。同じ区内でも、川に近い地域と台地の地域では備え方が変わります。区全体の説明だけでなく、自分の住所での確認が欠かせません。
いずれの論点も、まずは自分の住所で地図を開くところから始められます。行き先と経路を決めておけば、次の行動が具体的になります。
このページのデータ範囲
本記事は、公開時点 (2026-07-27) に公表されている杉並区公式および国・東京都の情報に基づきます。対象は東京都 23 区のうち杉並区のみで、他自治体・他期間との単純比較はできません。制度・地図の内容は改定される場合があります。実際の手続きの前に、必ず杉並区公式サイトの最新情報をご確認ください。
一次情報 (Tier A)
- 自治体公式:
- 国・都の公的機関:
関連手続き
- 現在、関連する記事はありません。
最終更新
2026-07-27 (本記事の数値・引用 URL は月次で再検証されます)
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よくある質問
- Q. 杉並区の防災マップはどこでダウンロードできますか?
- A. 杉並区公式サイトの防災・災害分野のページから、ウェブ版をダウンロードできます。区内は地域ごとに版が分かれている場合があるため、お住まいの地域の版をお選びください。通信できない状況に備えて、端末に保存しておく方法もあります。最新版の有無は杉並区公式サイトでご確認ください。
- Q. 防災マップとハザードマップは何が違うのですか?
- A. 防災マップは避難する施設や給水拠点など「行く先」を示す地図で、ハザードマップは浸水の想定範囲や土砂災害警戒区域など「危ないところ」を示す地図です。目的が異なるため、両方を開いて見比べることをおすすめします。いずれも杉並区公式サイトで公表されています。
- Q. 紙の防災マップはどこで受け取れますか?
- A. 区役所の窓口や地域の区民センターなどで、配布または閲覧の取り扱いがある場合があります。配布場所と在庫の状況は時期によって変わるため、来庁前に杉並区公式サイトまたは窓口へご確認ください。改定があった場合は、手元の紙版が古い版になっていないかもあわせてご確認ください。
- Q. 自宅が浸水する可能性があるか調べる方法はありますか?
- A. 杉並区公式サイトのハザードマップで自宅の位置を確認したうえで、国土地理院のハザードマップポータルサイトに住所を入力して重ねて確認する方法があります。川からあふれる外水氾濫と、雨水があふれる内水氾濫では地図が別に用意されている場合があるため、両方をご確認ください。
- Q. 避難所と避難場所はどう使い分けるのですか?
- A. 指定緊急避難場所は危険からいったん逃げ込む場所、指定避難所は自宅に戻れない方がしばらく生活する場所を指します。杉並区公式サイトの表記では、避難生活を送る施設を震災救援所と呼んでいます。同じ施設が両方を兼ねる場合もあるため、地図の凡例で用途をご確認ください。
- Q. 区の防災対策について議会で何が話されたか調べられますか?
- A. 杉並区議会のページから会議録を検索することで、質問と答弁の原文を確認できます。検索欄に防災やハザードマップなどの語を入力し、該当する会議の日付と会議名から本文を開く流れです。要約ではなく原文にあたることで、どこまで決まっているのかを確認できます。
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